ふたりのこだわりを大切にしながら、
時間をわかちあえる住まい
こりこりと何かをかきつける万年筆。
さらさらとした編み物の衣擦れ。
ソファをやさしくつつむ、
午後のひだまり。
やわらかくゆらめく、
真っ白なレース。
それぞれの時間を過ごしながらも、
すこしづつ感じられる、お互いの影。
わたしたちが目指したのは、
ふたりのこだわりを大切にしながら、
時間をわかちあえる住まいです。
できるだけ仕切りを作らず、
お互いの存在を感じながらも、
それぞれの時間を大切にできる住まいをつくります。
晴れた日のあざやかな光はもちろん、
陰った日でもやさしい仄明かりを。
季節と時間のゆるやかな移り変わりを表現します。
押し付けがましい装飾はせず、
住まいの基本となる部分を、大切につくりあげます。
わたしたちがプロジェクトを発足したのは、
共通した住まいづくりへのおもいから。